無料化でも損はする【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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手数料無料化をスタートしてほぼ半月

SBI証券は9月30日から、楽天証券は10月1日から国内株式の取引手数料無料化をスタートしてほぼ半月が経過した。

利益が突然増える訳ではない

筆者の知人でも別のオンライン証券からこの2社へ口座を移管したという友人もいたので、無料化への反響は上々だとは思う。ただ、特に短期売買になるとそのときの株式市場の地合いにも左右される。必然的に10月4日までの急落時点で主力株を買えた方は利益を得て、日経平均の動きにあまり関係ない新興銘柄を買った方はは値動きの悪さから損切りを繰り返した方も少なくなかった。手数料無料化は株式投資を行う動機にはなるが、無料化になったからと言って利益が突然増える訳ではない。

日々勉強あるのみ

無料化で今月に入って売買頻度は増えたが、改めて思うことは自分自身の銘柄選別を含めて投資能力を磨くことが需要だと感じた。一泊二日で数千円の利益を得ても、その銘柄をもし数か月保有したら、利益はその数十倍になるかも知れない。もちろんその逆をもあるのだが、投資を極めるには日々勉強あるのみだ。

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