金利睨み海外有力企業決算へ反応も確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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長期金利上昇織込み底入れ

前週の東京市場は4週ぶりに急反発しました。日経平均は前の週から1321円上昇しています。米雇用統計が予想を上回ったものの米長期金利の上昇が限られ、週末、週明けと米国株が続伸した流れを引継ぎ連休明けから急騰、さらに、米10年債利回りが低下したことで、半導体関連株を中心に買い気が盛り上がり、12日にかけ3連騰になり、3万2500円に接近しました。米消費者物価指数(CPI)の結果を受け米長期金利が上昇したことから、週末こそ反落しましたが、今年最高水準になった米長期金利4.9%、国内0.8%を織り込み、当面の底が入ったかたちになっています。

物色の流れ見極め新興グロース底入れも待つ

前の週の安値から2000円幅で戻し、SQに向けた買戻しが一巡したことから、週明けは下値は堅いものの上値も重そうです。17日に米9月小売売上高の発表を控えているほか、FRB高官の発言機会が多く、米長期金利に敏感に反応する状況には変わりはなさそうですが、米国ではテスラ、ネットフリックスや金融、台湾ではTSMCが決算発表を予定しており、金利睨みで海外有力企業の決算への市場の反応も確認しての対応になるでしょう。バリュー、グロースの流れを見極めながら、カヤの外に置かれている新興グロースの底入れのタイミングも待ちたい考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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