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開店休業状態
例年、8月はお盆休みに接近すると市場参加者が少なくなり、閑散相場になると記憶しているが、今年は既に7月前から東証1部の一日の売買代金は2兆円割れが状態化しており、外国人投資家がいなければ開店休業状態と言っても過言ではない。
個人投資家の育成が進まなかった弊害
7月18日は日経平均で422円安と海外市場が暴落していないのに令和になって最大の下げ幅を記録したが、これも賑わいが無い東京市場の隙を狙って先物巧者の外資に仕掛けられたのではないかと推測される。筆者の知り合いで証券ディーラーはいなくなり、知り合いで株を売買する個人投資家の方もかなりの高齢になってしまった。人口減が叫ばれて久しいが、それ以前に個人投資家の育成が進まなかった弊害がでているのだろう。この十年間で各企業のIRはかなり進化したが、個人投資家が増えなければ、そのIRの意味合いも薄くなってしまう。
株式投資のキッカケをつくるサービス
そのような中で、最近はクレジットカードなどのポイントを使って1株単位で小口投資ができるモバイル証券が増えてきたことに興味を持った。擬似的な投資ながら数百円で投資ができるなら、初心者の株入門には最適。このような株式投資のキッカケをつくるサービスがもっと増えてほしい。
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