モラルがないＳＮＳ【星野三太郎の株街往来】

大統領選に一喜一憂

この数週間は大統領選に一喜一憂する動きになり、大阪在住の方は、これに大阪都構想の住民投票が加わった。大統領選は当然ながら都構想も大阪市民ではないから有権者ではないが、改めて思うことは、こういう重要なことに投票できることは羨ましいと思ったりする。

国民が何らかの意思表示を示せれば

日本の場合は首相を国民自ら選ぶことはできないから、議席で過半数を獲得している与党が選ぶ代表が必然的に国のトップに就任する。与党の中でも政策は様々なだけに、国民が何らかの意思表示を示せれば、指導力や行動力がある方が選出されるのではないかと感じる。

根拠のない偏った書き込み

ただ、今回の選挙期間中のＳＮＳの書き込みででは、あまりにも根拠のない偏った書き込みが大いのには閉口してしまった。「バイデン氏当選は中国の陰謀だ」などが一例だが、もっと両候補の政策や日本への影響とか、現実的な書き込みをすべきだろう。これは都構想の時も同様だったが、自国の選挙のときは、誤った投票行動になる可能性がある。候補者やその政策に対して批判する以前にＳＮＳの投稿自身が質を高める必要がある。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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