15日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比102円06銭高の1万9909円50銭で引けた。早朝の北朝鮮のミサイル発射を受けて朝寄りは安く始まったものの、下げが限定的であることから売り一巡後は買い戻しの動きで後場から上げ幅を広げた。
個別ではオハラとラサ商事がストップ高、古河電池、ヤーマン、フィックスターズ、トーセ、第三銀、紙パルプ商事、GSIクレオスが値上り上位に買われ、任天堂やトヨタも高い。半面、ブラス、鎌倉新書、ダイニック、PLANT、ユーシン精機、Jフロント、稲畑産業は値下がり上位に売られた。
3連休前の持ち高調整の売りも懸念されたが、ミサイル発射後に1ドル109円54銭まで強含んだ為替もその後は110円49銭まで円安が進んだこともあり、投資家のリスク許容度高まっている印象を受ける。週明けは19日と20日の米FOMCに関心が移りそうだ。
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