１７日の東京市場は日経平均で前場に４００円超まで上昇した後は急速に上げ幅を縮め値の荒い動きになりました。１６日の欧米株高と米税制改革法案下院通過もあって、朝方はリスク選好の買いが優勢でしたが、円が強含むと先物にまとまった売りが出て値を消しました。
外資系による先物でのプログラム売買に振り回されていますが、日中での値動きの荒さに動揺せず、過度に突っ込んだ場面での押し目買いに徹したいところです。先物では１６日のナイトセッションで２５日移動平均線割れである２万１８３０円まで下落しましたが、国内で重要イベントが無い中では、引き続きＮＹを中心とする海外指数に値動きに影響する可能性が高そうです。
ただ中長期的な上昇相場は不変ですので、ナイトで先物が下落したなら翌日の日中立ち合いで主力株か２２５ＥＴＦの押し目買いが有効。ピックアップ銘柄は東京エレクトロン（８０３５）、安川電機（６５０６）は堅調、アバールデータ（６９１８）も一段高に向かってきました。
一方でヨシックス（３２２１）、アルコニックス（３０３６）は伸び悩みました。３Ｑ以降も一段の業績拡大が期待できる好業績株の下値買い、月足ベースで大きく上値乖離し天井を打った銘柄のショート狙いです。
花咲 翁
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