続落も下げ幅縮める
週明け21日の東京市場は続落しました。日経平均は48円安です。午前中は米追加経済対策合意を受け買い先行で始ったあとは、英国で変異感染が拡大するなど新型コロナへの警戒感や円高に振れていることも重しになり、急速に値を消していました。ただ、後場に入ると日銀ETF買い期待を支えに下げ幅を縮めています。
個別に動き乏しいイメージ
年末に向けた換金売りが上値を抑えましたが、底堅さは意識されました。もっとも、海外機関投資家はクリスマス休暇に入ったと考えられ、東証1部の売買代金は2兆150億円と細り気味で、東証1部の騰落銘柄数は下がりが1237と値上りを大きく上回り、中小型株は直近IPOの一角が物色されましたが、材料株やグロース株も動きが乏しいイメージです。
カプコンを利益確定
推奨銘柄も動きが鈍く、カプコン<9697>を利益確定する一方、ストライク<6196>を見切り売りしました。ただ、加地テック<6391>や日本金属<5491>など水素やEV、電池関連の材料株には目先調整一巡から下げ渋る銘柄が増え、スマレジ<4431>、フリー<4478>などグロース株も上昇基調は崩れていません。きょうは買いを見送りましたが、年内にもう一回転と考えており、値動きを見極めながら追撃のタイミングを待ちたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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