トランプ相場の終わり【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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半導体関連急伸し2万9000円に迫る

先週の東京株式市場は続伸し、日経平均は一時2万9000円に迫るところまでありました。バイデン次期大統領の追加経済対策期待に加え、自動車メーカーの減産計画が半導体不足が原因だと伝わり、関連銘柄が急伸したことで指数を押し上げました。日経平均は一時25日移動平均線と6.8%乖離し過熱感が高まっています。

材料出尽くしか冷静に見つめる

今週は20日に米大統領就任式を迎えトランプ相場が終わります。ここまでなんでもありの株高が続いてきましたが、材料出尽くしとならないか冷静に見つめる週ではないでしょうか。1兆9000億ドルという巨額な追加経済対策資金をどこで手当てするのか?国債増発と増税ともなれば相場は荒れることになります。米長期金利とドルインデックスを注視し、ドル高傾向となれば一旦現金化やヘッジ売りなどを交えていかねばなりません。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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