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米長期金利にらみの神経質な展開続く
前週の東京市場は大きく下値を探る展開になりました。米株市場では米長期金利上昇に伴なうハイテク株安、さらにCPIの予想以上の上昇によるインフレへの警戒感から景気敏感株にも売りが波及しダウが大幅に下落したことで、日経平均は11日から13日までの3日間で2000円を超える下落となりました。週末14日は米長期金利上昇が一服したことで急反発に転じましたが、週明け以降も米長期金利にらみの神経質な展開が続きそうです。
新しい流れに備える
FRBは雇用が正常化するまで低金利政策を継続する姿勢を崩していませんが、物価上昇が景気回復を阻害する状況になるようなら、前倒しで引き締めに動く可能性は否定できません。状況を見極めながら慎重に対処する方針で、自律反発局面では一旦手持ち銘柄を戻り売りして、新しい流れに備えたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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