5月消費者物価を注視【記者の記者】

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上値が重い動き

6月第1週の東京市場は上値が重い動きとなった。日経平均は5月13日の2万7385円03銭を底にジワリと戻してきたが、5月28日に付けた2万9194円11銭が天井となり、週末4日は2万9000円を割れて引けている。

上値を追うには材料不足?

日本国内ではワクチンの大規模接種が進み経済活動正常化への期待からJR東日本(9020)などの鉄道各社やJAL(9201)やANA(9202)の空運、内需系などが上値追いとなったが、指数構成銘柄ではソフトバンクグループ(9984)やファーストリテイリング(9983)など一部の主力株が弱い動きとなっている。3万円へ向けて上値を追うには材料不足であり、NY市場では米長期金利上昇を受けて高PERのグロース株を中心に売りがでていることも警戒感を強めている。これに加えてバイデン政権が米国人による中国投資規制を強化することも米中対立懸念から上値を重くしている。

メジャーSQ前に仕掛け的動きも警戒

今週は9日に発表される米5月消費者物価指数。4月比で一段の伸びが予想されており、市場予想を上回る内容であればインフレ警戒から株安に繋がる可能性がある。11月のメジャーSQを前にして先物を通じての仕掛け的な動きにも注意したい。この他でも10日のECB理事会、11日からのG7サミットなど重要イベントが目白押しだ。

12日からE3

個別では12日から世界最大のゲームイベントである米国のE3が12日からオンラインで開催される。任天堂(7974)やカプコン(9697)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)に注目。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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