銘柄絞り込んで値幅狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反発も上値重い

週明け13日の東京市場は反発しました。日経平均は202円高です。米11月CPIが前年同月比6.8%上昇と39年ぶりの高い伸びとなったものの、予想の範囲内との受け止めでS&P500種指数が最高値を更新するなど前週末の米国株式が上昇した流れを引き継ぎました。時間外の米株価指数先物高もフォローになり、一時上げ幅を350円超に広げています。もっとも、東証1部の売買代金は売買代金は概算で2兆2225億円にとどまり、2万9000円接近に接近したしたところからは上値が重くなしました。

FOMC通過後のアク抜けを期待

半導体など主力の値がさハイテク株が買われる一方、中小型株に下げる銘柄が目立ち、東証1部の騰落銘柄数は値上がり918に対して値下がり1144と値下がりが上回り、マザーズ指数は続落しました。ただ、14~15日に最大の注目イベントFOMC、国内ではIPOラッシュを控えているだけにこれも予想されたことでしょう。イベント通過までは様子見ムードの強い展開が続きそうですが、テーパリング加速については織り込みが進んでおり、アク抜けが期待できると考えています。

三井ハイテクがストップ高

推奨銘柄では前週末に今期3度目の上方修正を発表した三井ハイテク<6966>がストップ高、レーザーテック<6920>も切り返すなど値がさハイテク株が堅調でした。ただ、新興銘柄のほとんどが軟調で、予定通りフルヤ金<7826>を噴き値売り、LITALICO<7366>や東製鉄<5423>の利益を確定する一方、オキサイド<6521>やQDレーザ<6613>などの損失を確定しています。物色は一握りの強い銘柄に集中する傾向が見られますので、手を広げず銘柄を絞り込んで値幅を狙っていきたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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