ベスト電器(8175)が続伸、全般急落地合いのなか逆行高で東証1部値上がり上位にランクインした。13日取引終了後に、今2016年2月期通期連結業績を修正、利益予想を引き上げたことが買い手がかりになった。
売上高は従来予想の1755億円から1700億円(前期比2.9%減)に引き下げたが、営業利益を9億円から13億円(同88.0%増)に引き上げるなど利益を増額。売上総利益率の向上と販管費の削減により、収益性が改善する。
同時に発表した第3四半期(3~11月)の連結決算で、営業利益12億7000万円(前年同期比6.0倍)と利益が急増、通期計画に対する進捗率は97.6%に達し、一段の利益上ぶれが観測されたようだ。
証券市場新聞