注目のFOMC【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY株急落もシッカリの印象

週明け2日の東京株式市場はプラスになったりマイナスになったりしましたが、4月29日のNY株が急落した割には非常にシッカリしているという印象を受けました。

米大手IT企業の業績には影

先週末の米国市場はアマゾンの決算が市場期待を裏切りハイテク株主導で急落。NYダウはまだ3月安値まで距離を残していますが、S&P500がナスダックに続き年初来安値を更新。ここまで発表されたS&P500採用銘柄の決算は概ね市場予想を上回っていますが、昨年まで市場をけん引してきた大手IT企業の先行きの業績に影が見え始めたことで、市場全般に警戒感が高まってきました。

金利上昇に対しドル高、株安、債券安進む

さて、4日にFOMCの結果が判明します。ここまで各市場は先行きの金利上昇に対してドル高、株安、債券安が進みました。FRBが昨年まで、インフレは一時的としてきた金融政策は間違いであったとし、各連銀理事が急速に政策の失敗を取り戻すべくタカ派発言が相次ぎました。

材料出尽くしの可能性高い

FOMCでどのような結論を出すのか、そしてパウエル議長の記者会見がどうなるのか、市場は固唾を飲んで見守ることになりますが、ここで材料出尽くしとなる可能性のほうが高く、FOMC通過後は急激に買い戻しが入ることを期待したいものです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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