物色に変化【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY市場は投げ売り一巡

先週の当欄で「新値八手十手」としたように、NY市場にようやく反発機運が高まりました。NYダウは9週ぶりの反発となりそうで、投げ売りが一巡したものと思われます。

東京市場は上値抵抗ライン突破へ

先週の東京株式市場は小幅続伸し、3月25日と4月21日高値を結んだ右肩下がりの上値抵抗ラインを抜け出しつつあります。もっとも2万7000円近辺では戻り売り圧力が強く、先週は3度押し戻されました。

インバウンド関連買われる

ただ、政府が6月から訪日外国人観光客の受け入れ再開の検討に入ったことで、インバウンド関連銘柄が買われ物色の流れの変化が出てきたことは良い兆候。昨年まで相場の牽引役だったハイテク株は1月高値銘柄が多く信用買い残の整理にはまだ時間を要します。

週足陽線のJフロントに注目

新たな牽引役登場となれば、2万7000円突破の可能性が高まります。週足で陽線の建ったJフロントリテイリング(3086)に注目します。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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