主要企業の第1四半期どうなる?【話題のテーマと狙える銘柄】

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不透明な状況でも着実に利益が出せる企業

第1四半期決算発表は今週から2月期企業の発表が終盤戦を迎え、その先にはいよいよ3月期企業の発表がスタートする。国内では経済活動正常化から小売セクターのこの数か月間の月次売上高は前年同期で大幅な伸びとなっている企業が多い。しかし、その半面でロシアのウクライナ侵略長期化の影響などで原油をはじめ様々な原料価格が高騰し、利益を圧迫している。不透明な状況でも着実に利益が出せる企業を選別し、決算内容を見極めて狙いを定めたい。

東宝はシン・ウルトラマン効果

2月期決算発表でまず注目したいのが12日の東宝(9602)だ。今23年2月期から収益認識に関する会計基準等適用で前期とは比較はできないが通期連結営業利益は380億円(前期399億4800万円)と前期とほぼ同水準の予想。既に庵野秀明さんが企画・脚本を担当した「シン・ウルトラマン」が、5月13日の公開から45日間で興行収入40億円突破するなど好調で、今後の動向次第では上ブレ期待が高まる。

ホギメディカルはコスト増懸念

3月期企業ではホギメディカル(3593)が12日に発表する。この数カ月間の急速な円安はインドネシア子会社で生産している不織布の円建てコスト高になることから値上げなどを含めたコスト増への対応が注視される。

20日に3月期企業では日本電産

一方、外食で上振れ期待が高いのが13日発表のコメダホールディングス(3543)だ。コスト増には価格改定で対応する方針だが、郊外ロードサイドでリピーターが多い同社店舗の影響は軽微と見られており、23年2月期の営業利益80億円(前期比9.5%増)予想は最低ラインとみられる。
その先は20日に3月期企業では日本電産(6594)が控える。EVトラクションモーターの含めてポジティブ内容なら他の電子部品への見直しに繋がろう。

 

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