きょうの逆行高銘柄を引き続きマーク【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株急落受け全面安

14日の東京市場は5日ぶりに急反落しました。日経平均は796円安です。8月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから金融引き締めへの警戒感が再燃、前日の米国株が急落した流れを引き継ぎ、主力株を中心にリスク回避の売りが広がりました。日経平均は4日ぶりに2万8000円台を割り込み、プライム市場の9割の銘柄が値下がりする全面安商状です。朝方に800円超に下げ幅を広げた後は下げ渋りましたが、後場は売り直され安値圏で引けました。

不安定な状況続くが下値は拾われる

CPIの結果を受け、9月のFOMCでは1.0%の利上げを決めるのではないかとの観測が広がるなか、今晩に8月米生産者物価指数(PPI)が発表されることから、後場は買いが手控えられたのでしょう。20~21日のFOMCまでは米インフレ動向を巡り、不安定な状況が続きそうです。ただ、利上げ幅が0.75%であれば、通過後はアク抜け感から買戻しが入ると考えられ、下値は拾われると見られています。

下げ渋りから上昇に転じる銘柄も

個別に大崩れする銘柄は少なく、中小型株を中心に下げ渋りから上昇に転じる銘柄もあり、前場はステムセル研<7096>とリファインバス<7375>に追撃買い、INTLOOP<9556>に打診買いを入れました。後場は全般売り直されたことで買いを手控えましたが、あすは急落地合いのなかで逆行高していた強い銘柄を続いてマークしていきたいを思います。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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