今週は米雇用統計に関心【記者の視点】

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FOMC議事録では利上げぺース減速示唆

11月第4週の東京市場は日経平均では24日に2万8500円に乗せる場面があり、派手さはないが比較的底堅い動きになった。
国内では23日が勤労感謝の日で祝日、24日は感謝祭でニューヨーク市場も休場となり、ポジションを取り難い動きながら、注目された11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では多数の参加者が利上げぺース減速が適切と示唆したことで12月FOMCでは0.75%利上げの可能性が低下して0.5%になるといった見方が下支えした。これに歩調を合わせる形でドル/円は1ドル138円台まで円高が進展し過度な円安懸念が後退したこともポジティブ要因となっている。

一旦は様子見の展開も

今週は感謝祭の休暇明けに自宅や職場に戻った人たちがオンラインショッピングをすることによって消費を盛り上げるサイバーマンデーが28日に行われることから引き続き米国では消費関連が注目されよう。その先は30日に米11月ADP雇用統計、12月1日に米ISM製造業指数、2日に米11月雇用統計が発表されることから、これら経済指標発表を前に一旦は様子見の展開になる可能性があろう。

225構成銘柄の出遅れ修正に期待

指数については日経平均では8月の高値を更新していないが、TOPIXでは既に8月高値を突破し、1月5日の年初来高値2042ポイントに迫っている。グロース市場Core指数についても市場発足時に付けた4月高値1072.99ポイントが視野に入っている。TOPIXについては三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株が上昇が目立っており、グロースではメドレー(4480)などの高値が目立った。225構成銘柄の出遅れ修正に期待したい。

 

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