年末のIPOラッシュ【話題のテーマと狙える銘柄】

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1日あたり3社同時上場も

12月はサイフューズ(東証グロース・4892)を皮切りに20銘柄の新規上場(IPO)が控えており、年末恒例のIPOラッシュがスタートする。今年も1日あたり3社同時上場が控えており、供給過剰とのネガティブな指摘もあるが、マーケット全体に大きな売り材料がない限り、短期資金がグロースへ流れ込むことで、小型株の値動きが良くなる傾向が強い。既に直近公開銘柄で急伸する銘柄がでているが、将来性が高いIPOのセカンダリーも狙い目があろう。

スマイマークの初値は?

年末IPOでは過去に、日本郵政(6178)とかんぽ生命保険(7181)、ゆうちょ銀行(7182)の郵政グループ3社、ソフトバンク(9434)など大型上場が行われたケースが多いが、経済活動正常化の象徴として年のスマイマーク(9204)の再上場が最大の目玉となろう。スカイマークは2019年10月に上場を申請して、その後、コロナ禍での業績悪化で断念した経緯がある。派手な値動きは期待できないが、公開価格を上回る初値形成となれば、インバウンド関連全般にも好影響をもたらしそうだ。

monoAIはメタバース

人気化が予想されるのは20日上場のmonoAI technology(5240)でメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の運営を手がける。この他ではレンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」等のサービスの提供を行うRebase(5138)や中古住宅再生および戸建住宅を手がける13日上場のproperty technologie(5527)、レンタルスペース予約プラットフォーム「インスタベース」等のサービスの提供を行うRebase(5138)、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務を含むワーキングデータプラットフォーム事業を行うオープンワーク(5139)、コーチングによる組織開発事業及びコーチング人材育成事業を行うコーチ・エィ(9339)が注目される。

 

 

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