対等日柄到来【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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瞬間株安・円高に反応しその後落ち着く

先週金曜日の引け後に日銀総裁候補として学者で元日銀審議委員の植田氏の名前が報じられました。植田氏は今回の総裁人事で下馬評にほとんどあがっておらず、実現すればサプライズ人事です。詳細は週末にニュースや新聞などで報じられておりましたので、ここでは取り上げませんが、マーケットは瞬間、株安・円高に反応し、その後、落ち着きを取り戻しました。

徐々に政策修正行われるとの見方に

しかし、昨日の各市場の反応は、株安・円安・債券安(=金利は上昇)となりました。植田氏はインタビューで「現在の日本銀行の政策は、適切であると考えている。現状では金融緩和の継続が必要である」と答え、黒田総裁の異次元の緩和からの急速な修正は行われないとの観測も広がりましたが、マーケットの反応は「徐々に政策の修正が行われる」との見方に傾いたようです。

200日線や25日線下値サポートするか

さて、日経平均は反落し、5日線を割り込みました。下値は2万7266円安値まであり200日線に急接近。来週には25日線と200日線がゴールデンクロスしそうではありますが、ここで200日線や25日線が下値サポート機能を発揮するのかどうかに注目となります。そして対等日柄となる本日14日の値動きが大事となります。

本日に限っては動きづらい一日

今週は本日の決算発表でほぼ一巡となり、個別評価が活発になると思われますが、今晩は米1月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されておりますので、本日に限っては動きづらい一日となりそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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