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ハイテク・グロース株中心に反落
週明け13日の東京市場は反落しました。日経平均は243円安です。前週末の米国株市場はダウは反発したものの、長期金利上昇を嫌気してナスダックが安く、ハイテク・グロース株を中心に売りが優勢でした。時間外の米株価指数先物安や日銀金融政策への警戒感も買いを手控えさせるなか、先物売りを交えて一時下げ幅を一時400円超に広げています。売り一巡後は前引けにかけ下げ渋りましたが、戻りは鈍く後場は2万7400円近辺で膠着しました。
リスク回避ムードの強い展開続く
1月雇用統計が強かったことから米国では利上げ長期化懸念がくすぶっており、あすの米消費者物価指数(CPI)の結果が焦点と見られています。結果が予想を上回った場合は米長期金利上昇が米ハイテク株には逆風になりますが、無難に通過したとしても15日には小売売上高や鉱工業生産・設備稼働率の発表も控えており、リスク回避ムードの強い展開が続きそうです。
中小型グロース企業の決算発表集中
ただ、きょうとあす14日は3Q決算後半のピークで中小型グロース企業の発表が集中します。引続き決算内容と株価の反応を確認しながら、チェックした好業績・上振期待銘柄の買い場を探りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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