大阪有機化学工業(4187)が反落。12日取引終了後に発表した16年11月期の連結決算は利益が計画を上回り、営業利益24億4100万円(前の期比54.7%増)と大幅増益を達成したが、17年11月期は21億6600万円(前期比11.3%減)と2ケタ減益を予想したことが嫌気されえた。
前期は半導体材料と高採算の機能化学品が伸び、原燃料費や減価償却費が減少したことで大幅増益になった。今期は為替など外部環境や現燃料価格の動向を厳しく見積もった。
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