違和感を覚える上昇【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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東京株式市場は続伸

本日の東京株式市場は続伸しました。しかし、昨日同様になんとも不思議な上昇です。日経平均は251円高の3万1831円、TOPIXは13.6ポイント高の2909ポイントで取引を終了。出来高概算18億9666万株、売買代金は4兆7650億円でした。

下落銘柄多く新安値銘柄増える

プライム市場の騰落を確認すると上昇638銘柄、下落931銘柄と指数が続伸しているにも関わらず下落銘柄の数が目立ちます。また、新高値銘柄は66と昨日より26銘柄減少し、新安値銘柄は31と昨日より2銘柄増加しました。

インデックス主導でNT倍率上昇も十字足

日経平均を牽引したのはファーストリテイリング、東京エレクトロン、リクリートHD、SBG、東京海上HDで、この5銘柄で日経平均を約170円押し上げました。日経平均の25日線乖離率は5.9%に拡大。ボリンジャーバンドのプラス2σ~プラス3σのバンドウォークは11日経過しました。このようになんとも違和感を覚えるインデックス主導の上昇です。NT倍率は14.37倍に上昇もローソク足は十字足を形成。

SQ通過後の反動安心配

6月24日から11連騰を記録し、足元、6日連続売買代金トップの座を占め相場を先導してきた三菱重工業株が急落したことは印象的です。週末SQ通過後の反動安を心配せねばならない状況に筆者には見えます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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