調整相場は短期間で終了する~国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

3月末に向け上昇相場は継続

日経平均の短期の相場を展望すると、エリオット波動理論における上昇波は継続しており、現在の調整相場は、短期に終了する可能性が高い。
日経平均は、2015年6月24日の2万868円から下落相場が始まり2016年6月24日まで、ちょうど1年で約6000円近く値下がりした。その後上昇相場が始まり、2016年10月28日まで2500円弱上昇した後、11月9日のトランプ・ショックで急落した後、今年の1月発会まで3300円強上昇した。その後は現在まで調整相場を形成している。
今後の相場を展望するにあたって、アベノミクス相場が始まった2013年以降の3月末の日経平均は、どのように推移したかを、その年の年初から比較することにした。2013年1月初日とその年の3月末を比較すると、約16%上昇した。2014年は約7%の下落であった。2015年は約10%上昇し、2016年は約9%下落した。この結果から、一年おきに上昇相場と下落相場を繰り返していることから、今年は上昇相場になる確率が高い。
今年3月末までに、2015年の高値を超える可能性がある。為替相場において、2013年は年初と3月末を比較すると約7%の円安であったが、2014年以降では全て円高に推移した。今年の年初のドル円相場は117.98円で始まっており、すでに円高傾向にあり、日経平均は、3月末までは為替相場に連動しないと推測する。

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