半導体筆頭に利益確定売り
9月第4週の東京市場は25日までで3日続伸となり最高値更新を続けていたが、急ピッチな上昇による警戒感やニューヨーク市場の下落を受けて週末には上値が重くなってきた。
米国市場に関してはオラクルの強気の設備投資に続きエヌビディアによるインテルへの出資がハイテク株を更に勢い付かせる結果になり、これに加えてアップルが新型iPoneを増産するとの報道も加わり、村田製作所(6981)などこれまでの半導体製造装置の主力株から電子部品株へと物色が拡がる動きになってきた。インテルがアップルに出資するとの報道も流れていたが、週末には利益確定売りに押される銘柄も増えてきている。
米国利上げ期待は後退
一方、米国では25日発表した新規失業保険申請件数が、市場予想を下回る21万8000件となり、4~6月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増と、改定値であった3.3%増から上方修正されたほか、8月の米耐久財受注額は前月比2.9%増で下落を見込んでいた市場予想に反して増加となっていた。これによって10月の利上げ期待は後退し、米国市場も利益確定売りが継続する可能性が高い。
権利落ち埋めれるか?
26日のニューヨーク市場はPCEコア指数が前年比2.9%と市場予測通りになったことを受けてダウ、ナスダック指数ともに反発。225先物のナイトセッションでは4万5000円を割れる場面があったが、その後は戻す動きになり、4万5200円で引けている。26日は権利配当落から続落スタートとなりそうだが、権利落ち分を早々に埋めれるか注視したい。
米政府閉鎖なら下押し圧力
今週は米国では10月1日に9月ADP雇用統計とISM製造業指数、3日に9月雇用統計の発表が控えており、この内容次第ではFOMCの利下げ動向に影響を及ぼしそうだ。米国議会ではつなぎ予算の審議が難航しており、成立しなければ10月1日から政府機関の一部が閉鎖になることから指数の下押し圧力になる可能性がある。一方、国内では4日に自民党の総裁選の投開票を控えており、政策への期待が下支えしよう。指数的には調整入りでも政策に絡む銘柄は狙いたい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント