「正直じいさんの大判小判」~初動段階で需給の良い銘柄を

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

29日の東京市場はまずまず堅調でした。日経平均は14円高でしたが配当落ち分を考慮すると約140円高です。NY株高と円高進行が一服したことで投資家心理が改善、権利確定後の持ち高調整の売りを企業業績の改善を期待した買いが吸収するかたちで、指数を押上げました。東証1部の売買代金は概算で2兆1600億円、売買高は17億5100万株をこなしています。

関西電が値を飛ばし、ニトリHDが最高値を更新するなど、材料の出た銘柄や好業績を発表した銘柄への反応も上々でした。ただ、底割れを回避したとは言え、日経平均は25日移動平均を下回っており、ここから上は戻り売りが待ち構えているゾーンです。上値を追うには円安反転など支援材料が必要で、再び膠着感の強い展開が続くでしょう。

全般上値が重いことから、マザーズ指数が大陽線を立てるなど、改めて中小型株へ資金がシフトしようとしています。ただ、24日申し込み時点の信用評価損益率はマイナス6.82%と2週連続で悪化しており、先行して人気化した銘柄は避け、初動段階で需給の良い銘柄を狙うべきでしょう。一方、高値圏で動きの鈍った銘柄は戻り売り、ショートにもチャンスがあると見ています。

ホソカワミクロン(6277)、ホープ(6195)、スカラ(4845)を追撃、アイティフォー(4743)は配当権利落ちで拾い場を提供しています。一方、安川電(6506)は利益を確定、ヨコオ(6800)は7日続落で13週移動平均割り込みましたが、ショートは1400円台へ戻したところです。

花咲 翁

 

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