12日の東京市場(大引け)=大幅に3日続落、日経平均は一時1万5000円割れ

東証|企業速報 証券市場新聞

12日大引けの東京市場は大幅に3日続落、日経平均は前日比838円74銭安の1万4874円65銭で引けた。
11日に為替が一時110円98銭まで円高が進展したことを嫌気し、幅広い銘柄が売られる展開で、前場には一時、1万4865円77銭まで下落、その後は1万5437円22銭まで戻したが、買い一巡後は再度売られる展開。
個別ではgumi、旭ダイヤ、リニカル、日本カーボン、カルソカンセイ、ランビジネスなどが値下がり率上位に売られ、トヨタなどの自動車株、みずほ、三菱UFJなどの金融株、日立やIHIなども売られている。半面、すかいらーく、ライオン、大気社、フェイス、トーヨーカネツは値上がり率上位に買われている。為替は112円台後半まで戻したが、為替の荒い動きに翻弄されている。海外情勢の動向を含めて何らかの世界的な協調展開が必要になるかもしれない。
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