17日午前の東京市場は反落、日経平均は97円安です。一部テクニカル指標に過熱感が出ていたところに、円が1ドル112円に上昇したことで売りが優勢になりました。ただ、内需関連株には買いが入り、相場を下支えており、前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆2100億円をこなしており、底堅い印象です。
また、円高に関わらず任天堂(7974)とブイ・テクノロジー(7717)が買い進まれており、材料株や中小型成長株を牽引する勢いを見せてきました。これら2大値嵩株の動きを睨みながら、タツモ(6266)や平田機工(6258)やアルバック(6728)、トーカロ(3433)、ディスコ(6146)、RS Technologies(3445)など、有機ELや半導体製造装置関連の下値狙いでいいでしょう。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/