東芝<6502>が4連騰で、約5カ月ぶりに300円台を回復、年初来高値を更新した。
半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の入札による売却手続きが大詰めを迎えるなか、東芝にとって有利な交渉条件を伝える報道が相次いでいることが株価を刺激した。この日は、産業革新機構などを軸とする日米連合に参加する見込みだった、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・アンド・ロバーツ(KKR)に代わりプライベート・エクイティ・ファンドのベイン・キャピタルの参加が伝えられた。
2日現在の信用倍率は0.83倍と売り超過、8日申し込み現在の貸借倍率も0.68倍と大幅な貸し株超過になっており、ここに来ての株価急上昇が買戻しを誘発している。
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