「正直じいさんの大判小判」~様子見も買いのタイミング近い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

21日午前の東京市場は4日続落。円高一服で小高く寄り付きましたが、買い一巡後は上値の重さを嫌った売りに押され、日経平均は85円安で引けました。前週末の欧米株安が重石で、米韓合同軍事演習を受けた北朝鮮リスクへの警戒感も買いを手控えさせています。前場段階の東証1部の売買代金は概算で8700億円と薄商いでした。

日経平均のPERは前週末で13.77倍とすでに売られ過ぎの水準となっていますが、前場の動きを見る限りまだ下げ止まる様子はありません。外部環境に不透明感が強く、手掛かり材料に乏しいことから、引き続き軟調な相場展開が予想されます。ただ、マイナスで終わったものの、NY市場は落ち着きの兆しを見せており、東京市場も切り返しのタイミングが近いでしょう。

ゼンリン(9474)、安川電機(6506)、ニッチツ(7021)、富士通(6702)、インフォテリア(3853)の注目銘柄に変更はありません。今しばらく様子見ながら買いの準備はしておきたいと思います。

花咲 翁

 

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