豊田自動織機<6201>が5連騰、年初来高値を更新した。21日付で岡三証券がレーティングを「中立」から「強気」へ、目標株価を6400円から7370円へ引き上げた。同社の収益は産業機械系事業の構成比が大きく、今後の利益成長の主たるけん引役も産業機械系事業が担うと予想。トヨタ自動車系列企業であることがバリュエーション評価の抑制要因になっているとみられるが、産業機械が主力事業であり、国内外の同業他社との比較では株価バリュエーションは過小評価になっている指摘。18年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の1350億円(前期1273億4500万円)に対して従来予想の1455億円から1475億円へ、19年3月期は1475億円から1500億円へ引き上げている。
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