「転ばぬ先のテクニカル」~今がその時

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

マーケットに長く対峙していると、時として「今の相場は果たして正しいのか?」と疑問を持つことがあります。「マーケットは常に正しいはず」なのに、「本当にそうか?」と思うことがしばし起こります。30数年マーケットに携わってきましたが、「今が正にそんな時」です。
昨日の東京株式市場は小幅に続伸となりました。一時は2万2644円まで上昇し、96年高値に接近しました。その後、一時104円安の22435円まで下落する場面がありましたが、そこは絶好の押し目買いの位置だったのでしょうか?
引けに掛けては戻していきました。
相場には株価の天井に加え、日柄の天井があります。日経平均の位置は先週よりお伝えしてきました目標値に到達も更に上伸しようとしているように見えます。日柄は9月安値から39日が経過しました。伸びたとしてもあと3日でしょう。日経平均やTOPIXを見ていると気づきませんが、個別は徐々に下げだしている印象です。
騰落レシオは10月17日の138.63%をピークに昨日は118.36%まで鎮静化してきました。東証一部銘柄の25日移動平均線上銘柄はそれよりもピークが早く10月6日の1868でした。10月20日に1350まで減少後、10月27日に1646まで増加して二番天井を形成したように感じます。そこから5営業日で1441まで205銘柄減少しました。
このように指数は高値を更新していても、個別は調整していることが分かります。相場には得てして行き過ぎということが起こります。わたしの30数年の経験では「今がその時」ではないかと思います。
日々勇太朗

 

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