マーケットの話題~年末IPOを分析!

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

計24社が上場

指数構成銘を中心とする主力株の物色続いているが、11月28日から12月末に向けて24社の新規上場(IPO)が予定されており、これに刺激される形で年末は新興銘柄に関心が移りやすい時期でもある。個人投資家が人気銘柄を上場前のブックビルディングで購入するのは、高い応募倍率から困難を極めるが、成長性のある銘柄なら、初値形成後のセカンダリーでも売買のタイミングを誤らなければ高いパフォーマンスを得ることができる。そこで年末IPOを分析してみた。

最大の関心はSGホールディングス

年末IPOの最大の注目は12月13日に東証1部へ上場するSGホールディングス(9143)。京都市南区に本社を置く佐川急便グループの純粋持株会社で国内宅配便ではヤマトホールディングス(9064)に次ぐ国内2位で上場時の時価総額は5000億円超と今年最大のIPOとなる。年中盤までの揉み合い相場の環境なら大型案件は重荷になるが、今回は日経平均が高値更新した後だけに、17年相場を締めくくる意味でも初値後の動きは重要な意味を持つ。因みに昨年の大型IPOでは10月25日に上場したJR九州(9142)が公開価格2600円に対して初値は3100円、その後3910円の高値を付け、現在も初値を上回る株価を維持している。今回は昨年よりも相場環境が良いだけに期待も高まる。
その他のIPOでは居酒屋「屋台屋博多劇場」や「こだわりもん一家」等の運営とブライダル事業を展開する一家ダイニングプロジェクト(12月12日、東証マザーズ上場、9266)、訪日外国人向けツアーの地上手配を中心とする旅行事業を展開するHANATOUR JAPAN(12月15日に東証マザーズ上場、6561)、光学部品等表面に各種機能膜を成膜(コーティング)する光学薄膜装置を手掛けるオプトラン(東証1部または2部、6253)あたりの値動きが注目されそうだ。

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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