ムニューシン発言の真意は?【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
目次

ドル安に拍車

 ドル安に拍車が掛かってきました。驚いたことに、ダボス会議に出席中のムニューシン財務長官が、ドル安は米国にとって好ましいとの発言をしました。1995年のロバート・ルービン氏以降の財務長官は、強いドルが米国の国策と繰り返し発言してきました。

保護主義に急旋回なら激震も

 経済学の教科書的には、通貨安が自国経済を貿易面で優位に立たせるため、通貨安政策を採りたいという誘惑に駆られるとろですが、基軸通貨国の米国が保護主義に傾くとなると、それをファイナンスしている外国人投資家は、大量に保有する米国債を手放したくなります。ムニューシン氏の真意はどこにあるのでしょうか?トランプ政権が保護主義に急旋回するならば、世界のマーケットに激震が走る可能性があります。

円高進行した場合は25日線の攻防

 さて、ドル安の影響もあり昨日の日経平均は続落となりました。終値で5日線を割り込んできました。まだ、25日線には距離があるためにトレンドが崩れた訳ではありませんが、円高が更に進行した場合は25日線の攻防に向うことになりましょう。




モメンタムマイナスになれば調整色濃厚に

 昨日の下落で25日モメンタムは前日の0.06から0.03に急落。10日モメンタムは18日の0.4をピークに連日下落して昨日は0.01です。マイナスゾーンに入り込む場合は調整色を濃くすることになりましょう。
日々勇太朗




証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

Pocket

Error! The button ID (94818) you specified in the shortcode does not exist. You may have deleted this payment button. Go to the Manage Payment Buttons interface then copy and paste the correct button ID in the shortcode.

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次