積極的に動き難い状況続く|【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
目次

積極的に動き難い状況続く|【記者の視点】

 2日の東京市場は小動きでのスタートが予想される。週末6月30日のニューヨーク市場はダウで一時、前日比293.47ドル高となったが、大引けにかけて値を消し55.36ドル高の2万4271。41ドルで引けている。ナイキの急伸やFRBの大手銀行を対象したストレステスト第2弾の内容を好感して上昇したが、通商問題が引き続き重石となった。連動して動いている225先物はナイトセッションで為替が一時1ドル110円93銭まで円安となったものの、上値は重く30円高の2万2240円で引けている。
 今週は7月6日に中国への制裁関税発動が予定されており、これが予定通リ発動されるのが、妥協点が見つかるのか、引き続き米中の政策当局者の発言に神経質な展開が予想され、これと連動した上海市場の動向も注視される。加えて4日は独立記念日で米国市場が休場、6日は米雇用統計の発表も予定され、積極的に動き難い。ただ、現状の円安基調が続くなら、日経平均では2万2000円を大きく割り込む状況ではない。国内では4日のイオンなど2月期企業の第1四半期決算が発表される。好調な内容なら内需セクターが再度評価されることになろう。




株式情報と相場見通し

Pocket

Error! The button ID (94818) you specified in the shortcode does not exist. You may have deleted this payment button. Go to the Manage Payment Buttons interface then copy and paste the correct button ID in the shortcode.

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次