閑散な上昇【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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下げ過ぎの反動から急反発

昨日の日経平均は下げ過ぎの反動から急反発しました。8月8日の2万2800円高値から4営業日で2万1851円まで949円幅、4.35%もの下落でした。流石に震源地のトルコ・イスタンブール100は10.4%下落しましたが、イタリアFTSE MIGが4.0%、ドイツDAXが3.2%、フランスCAC40が2.7%です。また、NY市場の主要3指数を見てもダウが2%、S&P500が1.5%、ナスダックで1.3%です。

チャートには大きな亀裂

東京市場が如何に過剰反応したかが分かろうかというものですが、これはアジア時間に新興国株が下落した場合、市場規模の大きい東京市場でヘッジ売りが嵩むからだと思われます。日経平均は10日~13日に空けた日足の窓を埋めました。更なる上値は25日線や75日線が位置する2万2500円近辺の可能性は残しています。ただ、今回の下落でテクニカルチャートには大きな亀裂が入ってしまいました。

当面は戻り売りで対処

お盆休みの最中で市場参加者が少ないということもありますが、出来高、売買代金が少なく、セリングクライマックスには程遠い印象です。昨日の寄り付きに安く始まっていれば多少それらしくなりましたが、高く始まってしまっただけに中途半端で惜しまれます。大幅に上げたからといって安心できるものではなく、下げの途中の自律反発という解釈です。当面は戻り売りで対処ということになりましょう。

日々勇太朗




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