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下げ過ぎの印象が強い【記者の視点】
アップルの業績不安などからNYダウが600ドル超の大幅安になったことを受けて朝寄りからほぼ全面安でスタートした。NY市場については債券市場が休場で商いが薄い中で真空地帯を売り叩いた印象も強く、今日の東京市場は下げ過ぎの印象が強い。ただ、10月の暴落相場では前引け後に先物から下げ幅を拡大させたのに対して後場からは戻したことでは救いになっている。この日は中国の副首相が訪米してペンス米副大統領と会談するとの報道が流れた。明日は中国の10月鉱工業生産指数や小売り売上高などが発表される。中国では夏以降、景気対策を打ち出しており、この効果が効いているかに注目で、これに加えて米中の歩み寄りが見えてくれば、リスクムードが後退するだろう。