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個別物色の拡がりを期待【記者の視点】
米中首脳会談の内容が好感され、前場の日経平均は２万２７００円に迫る水準にまで買われ、後場は伸び悩んだ。９０日間の追加関税延期は、中立的な内容ながら、イベント通過をポジティブに評価した格好。ダウ先物の時間外での上昇から週明けのニューヨーク市場は高くスタートしそうだが、ジョージ・H.W.ブッシュ元大統領の追悼から１２月５日が国民追悼の日として休場となることから、買い一巡はニューヨーク市場も伸び悩むとの見方もあるようだ。日経平均は７連騰から流石に利食い売りが想定されるが、２部銘柄を中心に出遅れの低位材料株で値を飛ばす銘柄が目立った。個別物色の拡がりを期待したい。
