更なる戻りには新たな材料が必要【記者の視点】
前場に日経平均は700円超上げる場面があったが、その後は伸び悩む結果になった。雇用統計やパウエルFRB議長の発言でニューヨーク市場が747.94ドルの大幅反発となった割には物足りない印象。7日から中国で開催されている米中の次官級貿易協議の内容を見極めたいうえ、米国で2週間にわたり一部閉鎖が続いている政府機関の再開のメドが立っていないことが圧迫要因。仮に政府機関の閉鎖が更に長期化すると、実体経済への影響避けられない。2万円回復で一安心したものの、更なる戻りには新たな材料が必要か。