新値抜け銘柄で値幅狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスクオフ巻き返し続く

8日の東京市場は続伸しました。日経平均は165円高です。米中貿易協議の進展期待で米国株が続伸した流れを引き継ぎ、リスクオフの巻き返しが続きました。為替が円安に振れたことや時間外の米株価指数先物高を支えに、後場に入ると300円超に上げ幅を広げる場面がありました。上値では戻り売りが出て大引けにかけ伸び悩みましたが、底堅さは意識される展開です。

25日線奪回へ戻り歩調

前日同様、戻り売りに朝高のあと値動きが鈍る銘柄が目立ちましたが、世界景気減速懸念後退で海運や石油など市況関連株のほか、自動車や機械などこれまで売り込まれてきた銘柄やセクターが買い戻され、売り込み辛い状況になりました。上値は重いものの、全般は25日線奪回へ戻り歩調が続きそうで、需給整理が一巡した中小型株のなかには、新値をとってくる銘柄も増えそうです。

ソースネクストの基調は強い

ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)は続伸ながら上げ幅を縮めましたが、マド空けての急伸後の保ち合いで、基調は強いと判断していいでしょう。ハリマ化成(4410)は当面25日移動平均近辺の1050円を目指すと見ています。短期値幅取り候補ははきょう買いを入れた神戸物産(3038)やACLS(6232)の損益確定をあす以降に持ち越すことにしました。ここからは新値抜けが期待できる強い中小型株の噴き値局面を狙う一方、少し先を見てショートのタイミングも計っていきたいと思います。




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