転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

下降4波のリバウンド入り確認

 昨日の東京株式市場は続伸となりました。終値ベースで12月27日高値を更新したことで日足二段上げとなりました。昨日お伝えした通りで下降4波のリバウンド入りが確認されました。日経平均は165円高の2万0204円で取引を終えました。ドル円が一時108.99円まで円安進行したことで、2万0347円高値までありましたが、引けにかけては戻り売りも出てきましたので、寄り付きよりは20円安となっています。

25日線近辺へ自律反発

 日足は十字足に近い陰線形成ですが、12月27日の終値を更新したことで日足二段上げが示現。海外が荒れなければ、25日線(2万1048円)近辺までの自律反発が期待できます。しかし、25日線は現在1日約50円程度下落しており、早めに上値を追いかけないと反発も小さくなってしまいます。テクニカル指標ではRCI9日と26日がゴールデンクロスとなり、MACDもゴールデンクロス間近です。

個別は物色に拡がり感じられず

 通常ならば個別ももっと賑わっても不思議ではありませんが、今日の終値ベースで東証一部銘柄における25日線回復銘柄はわずかに299しかありません。1822銘柄が水面下に落ち込んでおり、物色に拡がりが感じられません。

戻り売り圧力は強い

 引け後に12月28日時点の裁定取引の残高が発表されました。それによると買い残は42億円増の5620億円、売り残は530億円減少し6502億円でした。2週続けて売り残が多いという非常に珍しい現象となっています。これが逆転して買い残が積みあがりだせば株価急上昇もあり得ますが、一方で信用取引のおける評価損益率は0.43%改善しましたが、マイナス18.78%と厳しい状況です。この数字をみるとまだまだ戻り売りが出てくることが考えられます。

日々勇太郎




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