NY市場は重大分岐点に【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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5日線と25日線がサポート

昨日の東京株式市場は反落となりました。前日のNY市場が休場だったことで海外投資家の参加が少なく、売買代金は1兆7310億円と昨年8月24日以来の閑散な相場でした。時間外取引のNYダウ先物が下落していたこともあり、日経平均は一時2万0558円安値までありました。5日線が2万0570円、25日線が2万0514円に位置しており、サポート機能を発揮した形です。この両線を割り込んできた場合は12月安値からのリバウンド終了として対処する必要がありましょう。

NY市場は戻り売りを警戒

まずは22日のNY市場に注目となりますが、NYダウは昨年10月3日の史上最高値である2万6951ドルから12月26日安値の2万1712ドルまで下げました。そこから先週末は2万4750ドルまで戻しましたが、下げ幅の61.8%戻しが2万4949ドルであり、200日線が2万4968ドルに位置していることから、ソロソロ戻り売りを警戒せねばならない位置に差し掛かっています。NY市場は重大分岐点に差し掛かっており、戻り売りに押されるのか、上昇継続となるのか注目です。

日々勇太朗

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