1日大引けの東京市場は5日続伸、日経平均は前日比106円56銭高の1万5682円48銭で引けた。欧州市場高やNYダウの4連騰を好感して主力の一角や内需を中心に買われる展開。
個別ではソフトブレーン、キャリアリンク、SKジャパン、HUG、津田駒、ベリサーブ、カネコ種、山一電機、テクマト、イーレックスが値上がり率上位に買われ、東芝や野村も高い。半面、WSCOPE、クスリのアオキ、アダストリア、出光、タカタは値下がり率上位に売られている。
前場は一時、189円超上げる場面もあったが、買い一巡後は週末要因も重なり伸び悩む動きになった。寄り前に発表された日銀短観はポジティブな評価ながら為替が102円台後半で揉み合いとなっており、方向感が見えにくいことが上値を追い難くしている一因になっている。来週末のSQまでは現状の水準で推移する可能性もある。
証券市場新聞
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