新たな材料待ち【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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週末6日のNYはまちまち

 週明けの東京市場は小動きでのスタートが予想される。週末6日のニューヨーク市場はダウとS&Pが続伸となる一方でナスダック指数は反落となり、まちまちの動きで、ナイトセッションの225先物は2万12220円で引けている。注目された8月の米雇用統計は強弱入り混じる内容となっており、9月の米利下げ観測が高まっているが、パウエルFRB議長はスイスで開催された講演会で「米国と世界が景気後退に陥る公算は小さい」との見通しを示しており、今後の利下げペースは不透明。日経平均も2万1500円へ向けての水準は戻り売りが出る水準であり、新たな材料がでるまではもみ合いの動きも想定されそうだ。

どれも決め手になる材料にはならない?

 イベント的には10日にアップルの新型iPhone発表会、11日からの中国での一帯一路サミット、12日のECB理事会での金融緩和動向が注目されるが、どれも決め手になる材料にはならず、引き続きトランプ大統領のツィートに一喜一憂することになるかも知れない。




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