半導体主力が軒並み反落に転じる2019.10.24(通巻2353号)
日経平均は続伸しました。この日は小型株の物色に加えて内需系銘柄を買う動きが強くなり、日経平均を支えていました。医薬品、電鉄、金融、不動産、ゼネコン、運輸、食品などといったグループでした。また、大きく上昇の後、一服していました海運が一斉高したほか、化学系の堅調さや非鉄、資源など素材系も堅調な動きでした。
しかし、先駆した電機の中で半導体系などの主力系は軒並み反落に転じていました。情報通信もソフトバンクGが連日さえない動きから反落しました。
この日は出遅れ銘柄がほぼ買われたことで買いが一巡したといえるでしょう。毎月24日は上にも下にも転機になっています。日経平均は22600円台で強張っていますが、月末に向けていよいよ値を消していく可能性が強まったと思われます。
本日の狙いは?
野村HDが500円台に乗せました。引けは499円でしたが、501円までありました。しかし、ライバルの大和証Gとは逆転していません。したがって、500円達成後も値を保っていくことになりそうです。低位系銘柄が堅調でした。双日が340円台を回復したほか、アイフル、冶金工もジリジリと上値を追っていました。ヤマダ電機も上値を窺う動きをみせており、更なる上値を期待できそうです。古河電工、旭化成、三井金、トクヤマといった最近のお勧め銘柄も連日、値を追っていました。医薬品ですが、第一三共、塩野義などが反発していました。小物で沢井製薬もジリ高傾向になっています。この銘柄はなかなか動きにクセがあり、スンナリ上値を追ってくれませんそこそこで退却することです。
アンジェスが670円台まで買われていました。「コラテジェン」の薬効拡大のための臨床が順調といって買われたようです。ここからはなかなか上値が重いだけに余り深追いはできません。
本日の狙いはやまびこ(6250)、GSユアサ(6674)値エクセディ(7278)などです。
10月26日株式セミナーin大阪 大阪メトロ長堀橋駅から徒歩1分
コメント