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高値警戒や下げ賛成目立つ
個人投資家の方々のツィートなどたまに見てみるのですが、今の相場に対して高値警戒や下げ賛成的なものが結構目につきます。また、マスコミの論調なども同様に様々な観点から警戒論が伝えられています。しかし、各国の株式市場の株価指数をみると、高値圏を維持して下げる気配はありません。
美人多いという解釈
経済学者のケインズは株式投資を美人投票になぞらえました。市場参加者の多くが値上がりするであろうと判断する銘柄、或いは市場には資金が集まり、そうでないと判断される銘柄や市場からは資金が抜けていくということになります。現在の東京株式市場が年初来高値に抜け出してきているということは、ツィートやマスコミが弱気でも多くの市場参加者から見れば美人が多いという解釈が成り立ちます。
「上値遊び」の踊り場
昨日の東京市場は若干円高が進んだり、前日のNY市場が反落したにも関わらず、日経平均は3日続伸し、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を圧倒しました。10月16日までの急騰により日足は三空形成となっていることで「売り向かえ」という相場格言に惑わされている投資家も多いことでしょう。しかし、その後の5日間は2万2600円近辺での横並びを継続しており「押し目待ちに押し目なし」による「上値遊び」の踊り場を形成しています。
季節要因から強気目線
上値遊びであれば、ここで上に放れれば強力な買いシグナル点灯となります。逆に下に放れた場合は5日間の横並びがアイランドリバーサルということになり弱気サインの点灯。どちらに放れるのか注目の時間帯を迎えつつありますが、季節要因から筆者は強気目線で見ています。
日々勇太朗
10月26日株式セミナーin大阪 大阪メトロ長堀橋駅から徒歩1分
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