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投資回収期で大幅増益続き、AI分析ソリューションに期待
AI CROSS(4476)は10月上場のIPOで、今月5日に最高値2728円を付けてから一呼吸入れ、切り返しの動きを強めてきた。
企業から個人へのSMS配信を主力とするITベンチャーで、メッセージングサービスは自動応答や決済機能を駆使、携帯電話事業者と直接接続契約を結ぶ4社の一角に入り、生・損保、証券の金融やサービス業、公共向けにも高シェアを持つ。一方でビジネスチャットはシンプル操作でセキュアーなサービスを提供、AIによるデータ分析により、離職リスクを可視化する新しいソリューションへの期待も強い。
事業基盤整備が進み、19年12月期は単独営業利益1億5500万円(前期比55・0%増)を見込む。いよいよ先行投資の回収期を迎え、来期以降も高成長持続が有望視される。
by 株価チャート「ストチャ」
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