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過度な不安は後退【記者の視点】
中東情勢い関する過度な不安が後退し、この日は買い戻しが優勢となった。米国とイランの対立激化から前日には原油供給に影響が及ぶとの不安が高まっていたが、多くのアナリストはそのような可能性は低いとの見方をしており、原油先物価格は7日に1%超下落している。前日のNY市場の動きを見る限り、6日の日経平均は売られ過ぎの感が強く、値上り上位にはソニーやトヨタなど輸出系がズラリと並んだ。
日経平均は50日線を回復し、2万3000円割れを回避し、踏みとどまった感じだ。米国とイランの動向は日々変化することから、ここからの上値は重くなるかもしれない。今晩7日には12月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数の発表を控えており、この内容が見極めたい向きも多い。ただ、週末のSQは無事通過する可能性が高く、押し目買いスタンスになりそうだ。
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