しばし様子見【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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静かな取引

昨日の東京株式市場は静かな取引となりました。米国市場が3連休のため海外投資家の市場参加が限られ、本日も同様の展開が予測されます。今週は経済指標も少なく、日銀の金融政策決定会合(明日、結果と展望レポートの公表)と23日のECB理事会くらいしか主だった予定もありません。週末金曜日から中国が春節入りとなり7連休となることからアジア勢も動きがとまっていきます。

NT倍率は過去最高水準

世界的にリスクオン相場となっていますが、投資家は上がっている中では下げることを忘れがちです。ここは冷静に見ていかねばなりません。日経平均とTOPIXの関係を見るとNT倍率が13.8倍と過去最高水準近辺まで開いています。日経平均は上がれどもTOPIXが付いていっていないということです。指数の割に個別を保有している投資家は儲かってはおらず、どちらかと言えば調整局面入りしている銘柄が多いのです。こう言う時は注意する必要があります。少し現金比率を高めて様子を見るということが必要な局面と考えております。

突っ込めばスポット買い

個別では16日に取り上げたウィルズ(4482)が業績上方修正により700円高の4725円ストップ高まで買われました。偶然の産物ですが、買われた投資家の方がいらっしゃれば良かったと思います。上述の通り筆者は今の相場には多少の警戒感を持ってのぞんでいます。出来高、売買代金が減少傾向にあるために慎重に銘柄とタイミングを考えねばなりません。しばし様子見で、突っ込めばスポットで買いと考えております。

日々勇太朗




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