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金融政策だけでは限界【記者の視点】
NYダウが史上最大の上げ幅を記録したことで大幅続伸で始まったものの、G7の電話会議の内容が報じられると、時間外でのNYダウ先と連動して下げ幅を拡げた。今回の電話会議では具体的な政策対応は盛り込まないと伝えているが、電話会議ではムニューシン米財務長官とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が主導するとしており、悲観でマーケットが再度下げ加速に転じるようだと、内容は変更されるかもしれない。
ただ、金融政策だけでマーケットを落ち着かせるには限界がある。新型コロナウイルスの感染が鎮静化することが最大の条件だろう。
個別ではTDLの休園にも関わらずOLC(6661)が3日続伸となった。値頃感から優待狙いの買いが流入したと見られる。下げが限界にきた銘柄には中長期視野での資金が流入している。
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