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新興中心の動き継続【記者の視点】
日経平均では膠着感が強い動きになった。この日は日銀によるETF買いの見送り観測が流れ、目新しい材料が見当たらないなかで、先週末に600円高超上昇した利食い売りがでている印象で、時間外での原油先物安を警戒する向きもあった。ただ、マザーズ指数に関してはこの日で6日続伸となるなど新興を中心に中小型株の値動きはよい。外資を通じて先物から振らされる1部銘柄を避る個人が多いのかもしれない。国内企業の決算では23日にオムロン(6645)やキヤノン(7751)、24日は日本電産(6594)、アドバンスト(6857)と週後半から3月期企業の発表がスタートすることから、現状では主力株は手掛けにくい。日経平均の2万円突破を待つより、値動きの良い中小型優先の動きは明日も続きそうだ。
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